9回連続のトップ当選を果たし、長かった選挙戦もやっと終わりました。
様々なパンフレットやチラシを驚くほど細かい修正を加えながらこさえ、終盤はほぼ毎日開催される個人演説会で日替わりコメントを準備しての司会も大変でしたが、私にとっては良い経験となりました。
しかし、バンクーバーで見た、本当の民主政治とのあまりのギャップに悲しくなる瞬間も多々ありました。。
もっと成熟した社会になってほしいものです。
この辺りはまたいずれ...。
ひさしぶりに大濠の護国神社へ行きました。
都会の喧噪から見事に四角く切り離された空間は貴重な場所ですね。
凛とした空気が漂っています。
社務所のロビーに古びた大きな写真が額入りで飾られています。
日露戦争の戦勝記念に撮影された公式の集合写真です。
センターには有栖川、山階など皇室系の重鎮が沢山の勲章を着けた軍服でド〜ンと座っています。
その両サイドには伊藤博文や桂太郎、山縣有朋、井上馨といった政府関係者。
後には数十人の軍人が居並びます。
皆、胸を張り、眼力を込め、レンズを睨んでいます。
そんな中、前列・椅子席の端っこで、なんと小村寿太郎だけが足を組み、飄々とした表情で写っていました。
バンクーバーで見た本当の選挙...斜に構えた小村寿太郎に暫し見入ってしまいました。
写真撮っとけば良かった。。
たまたま入った食堂で食後、店外のテラスで紫煙をくゆらしていると近付いてくる一人のご老人。
毎日、原チャリで珈琲を飲みにくるのが日課だそうで、会話が始まりました。
昨年米寿の88才。戦時中は【紫電改】の製造にも携わったパイロット。
私達の年代(52才)には、ちばてつや氏の【紫電改のタカ】でおなじみの戦闘機です。
終戦があと数日、長引いていたら特攻していたと笑って話されます。
原爆が投下された昭和20年8月6日、広島県呉市の工場で働いていたそうで、翌7日、死体集めのため、広島市内に派遣され、壮絶な作業に従事させられたそうです。
炭化した人間って軽いそうです。
街中で見かけるマネキンを見て、思い出したりするそうです。
相当量の放射能を浴びたはずなのに大した異常もないそうで、「放射能やら、そげん怖がらんでよかと」だそうです。
46億年の地球の歴史の中で、大陸の形が大きく変わってきた事は誰もが知るところ。
現在もその活動は続いていて、カリフォルニアの細長い半島部分もいずれ、ちぎれていく運命にあります。
アフリカの角と呼ばれるソマリアやエチオピアの辺りがアフリカ大陸から分離しようとしていますし、マダガスカルやスリランカを残し、ユーラシア大陸に突っ込んだインドは今なお押し続け、ヒマラヤ山脈をより高い山にしようとしています。
カムチャッカ半島から千島列島など北海道へ伸びるラインも大陸が崩壊する過程だそうで、フォッサマグナ(大地溝帯)で分断された日本は、東側から順にアメリカ・プレートに巻き込まれ消滅するんだそうです。
文明を開花させた人類が誕生してはじめて経験する大きな地図の書き換えが起きない保障はありません。
どんな事態になっても動じず、家族を守り、生き延びる精神力を養おう!と昨日の【健康道場】も有意義な時間になったかなと思います。
初参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
腹式呼吸しながら元気に笑顔で日々を過ごしましょう!