「第353回 筑後川花火大会」が5日(日)、久留米市の筑後川河川敷で開催されました。
『筑後川花火大会』とは「慶安3年(1650)久留米藩2代藩主・有馬忠頼が現在の水天宮社地に社殿を寄進した際、その落成祝賀にあたって花火を打ち上げたのが始まりとされ、1万8000発の打上げ花火と、ナイアガラをはじめとする仕掛け花火に筑後一円から45万人が集まる西日本最大級の花火大会」です。
第400回の花火大会も見てみたいと本殿で祈願。(笑)
ちなみに写ってるのはホームレスではありません。
福岡各地から集まった音響屋スタッフのひとりです。
花火のスポンサーPRや迷子のお知らせなどを広い河川敷へ放送する本部テントからの眺めです。
対岸の長門石ゴルフ場2〜3番ホールが花火の打ち上げ場です。
屋形船の左に見える和船に『救難艇』の旗が翻っているのが気になり、早速の取材。
普段はもっと有明海側で、弘法大師が流した笹の葉が泳ぎ出したとのいわれある『エツ』漁などをしている漁師さんがボランティアで協力されているそうです。
よか人なんでしょう。おまけに恥ずかしがり屋さんでした。(笑)
その辺りから見た本部はこんな感じ。
はい。特等席です。
大混雑のイベントですので携帯電話は頼りになりません。
花火師への着火指示などは自衛隊の無線機が活躍する協力体制です。
若い女性隊員が今時のしゃべり口調で仲間とやり取りしているのが可愛くもあり、なんだかなぁの感じもし...(笑)
やはり、メカ好きの音響屋さん達は彼女達が不在の合間に構造チェック!(笑)
東南アジアの香り漂う夜店が参道の両側にびっしりと並び、それ以上びっしりの見物客が集まります。
青空が濃紺に変わる7時半過ぎ、いよいよスタートの緊迫感がテント内に広がります。
それでも「ブログのため」と写真はしっかり!
こんな感じで花火大会が始まりました。
左がアナウンサー、右が着火指示担当者。
河川敷はこんな状態となり、8時過ぎには入場禁止が発令され、別会場へ迂回させられます。
履きなれない下駄履きの浴衣若者達は大変だったことでしょうね。
1時間半の花火大会は無事、終了し、帰路につく警備員の隊列。
なぜかシャッターを切りたくなる光景でしたので...(笑)
刹那的な物悲しさを感じたりもする花火ですが、世界に誇れる日本の伝統行事ってやっぱり良いものですね!