面白い逸話を仕入れました。
今から101年前の1910年、旧制甲府中学校に入学したばかりの保阪少年は13才。
夕方、何気なく星空を見上げるとなんとそこにはハレー彗星!
保坂少年は天の川をバックに長い尻尾をたなびかせるほうき星を必死になってスケッチします。
そして完成したスケッチにこう書き記します。
「銀漢ヲ行ク彗星ハ 夜行列車ノ様ニテ 遥カ虚空ニ消エニケリ」
そして親友にこのスケッチを見せるのですが、その親友が同じく13才の宮沢賢治少年だったのです。
この美しいスケッチ画と添えられた一文が強烈な印象として刻まれ、20年に亘り醸造され、『銀河鉄道の夜』になったのは明らかでしょう。
作品自体未完成ですし、推敲の跡からも最も謎多き作品と言われています。
そのスケッチがよほど大きな刺激になったのでしょうね。
やはり、良き友は人生に大きな影響を与えてくれる存在だと思います。
facebookやブログって凄いと再認識しました。
おかげで月末、東京で懐かしい友人に会うことになりました。
Hip UpのマネージャーだったH江クン、一緒にタイで遊んだ写真を私のサイトに勝手に掲載したりしてましたが、四半世紀ぶりに再会することとなり、今から楽しみにしております。
宮崎のI岐さん!ご一緒しませんかぁ?(笑)
写真は先日、久留米あっくん食堂で開催された『フランシー堺+リピート山中』のライブ風景。
リピート山中氏はヨーデル風のCMソング『焼肉食べ放題』で関東〜関西では有名なミュージシャン。
フランシー堺とはモーガンズバーの名ピアニスト・井山氏。
確かな歌唱・演奏能力で繰り広げられる歌謡漫談ショーはまさにエンターテーメントでした!
良き友がいて、素晴しい音楽...至福の瞬間ですね。