上海万博のパクりテーマ曲の話題はまだ記憶に新しいところです。
あれだけ、メロディもテンポも同じだとそりゃ叩かれるでしょうが、巧妙な技法で別の曲のように偽造するやり方はもっと卑劣な犯罪だと思います。
かつて一大ブームを巻き起こした『冬のソナタ』、日本中であのテーマ曲が流れていましたが、何度聞いても『雅夢/愛はかげろう』を彷彿していました。
当時、ラジオ番組でその旨説明の上、『愛はかげろう』を流した事もありました。
その「しこり」が先日、ついにすっきりしたのです。
先月、行橋のイベントでご一緒したシンガー・三浦和人氏と先日、ゴルフ後の打ち上げでじっくりと話す時間がありました。
三浦和人氏、元『雅夢』、そう『愛はかげろう』の作詞作曲者です!
私「冬ソナのテーマ曲...愛はかげろうにそっくりですよね?」
楽しいゴルフ&打ち上げだった事もあり、また、たまたまの同い年ということもあり、その一言で盛り上がる盛り上がる!(笑)
冬ソナの発表直後、多くのミュージシャン仲間から「盗まれたぞ!」の連絡があり、聞いてみるとコード進行はまるで同じ、但し、サビの部分がテンポを倍に増やすアレンジで偽装されているのです。
南こうせつさんは我が事のように怒ってくれ、訴えるべき、協力すると言ってくれたそうです。
(あの風貌ですが実は昔から正義感溢れる熱いおいちゃんです!)
専門家を交え訴訟を検討するものの、相手は異国・韓国、お隣さんとはいえ、全面的に友好な関係とは言い難く、数年に及ぶ時間とエネルギーとお金を考えると...残念ながら紅白歌合戦でも堂々と歌われてしまったのです。
ロイヤリティに対する概念は一世代で変わるともいわれています。
アメリカ没落後、アジアが世界を牽引するためにも意識の変化を強く望みます!とテカテカに(笑)意気込む私を茶化す三浦氏の図です。