『2011年宇宙の旅』一般人でも宇宙旅行...まさに夢のような話が例のヴァージン・グループによって実現しようとしています。
ニューメキシコ州に建設中の宇宙船基地から打ち上げられ、高度6万フィート付近で、搭乗部分を分離し、宇宙空間に突入。
奇跡の星・地球を眺めながらシートベルトをはずし数分間の無重力状態を体験できる費用は20万ドル。
ちょっとしたお金持ちなら払える金額なんでしょうね。
2011年から始まる予定のツアーには既に8万人もの申し込みがあるそうです。。
ご存知の方も多いかと思いますが、このヴァージン・グループの創業者・チャールズ・ブランソン氏、凄い人生を送ってあります。
高校を中退し、中古レコードの通信販売で成功し、20才の時に立ち上げたヴァージン・レコードの第一弾が映画「エクソシスト」の主題歌に抜擢され、大ヒット。
セックス・ピストルズやカルチャー・クラブなどのヒットにも恵まれ、世界各地で「ヴァージン・メガ・ストア」を展開します。
34才でボーイング747を1機購入し、ロンドン- ニューヨーク間を就航するヴァージン・アトランティック航空を設立。
世界初のエコノミークラスへのシート内蔵テレビの導入や機内でのマッサージサービス、完全に背もたれが倒れるビジネスクラスの導入など斬新なサービスを次々と導入し大成功を収めます。
冒険家としても有名で成層圏近くまで上がる熱気球での世界一周も話題になりましたし、そもそも大空や宇宙が好きなんでしょうね。
遂に、宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックを設立し、世界初の民間宇宙船「スペースシップ・ツー(SS2)」を開発したのです。
初飛行には妻や子ども、母親と搭乗するそうです。
まだ59才の働き盛り、いつまでも子どもの頃の夢を追い続け、それを実現していくんでしょうね。
こういう豪傑が活躍し、「夢は叶う!」を世界中の子ども達に伝え続けてほしいものです。