数年前ちょっとお世話になった先輩から久しぶりに電話を頂きました。
昭和40年代から福岡県内の自民党大物政治家の秘書などをされていた方で、暫し近況報告などのあと本題が始まりました。
先輩/友人が次回の市議会議員選挙に初出馬しようとしている。(注;福岡市近郊のとある市です)
ギャラは払うので選挙事務所を手伝ってもらえないだろうか?
との事。
これまで何度か経験がありますし、行政への参加は大いに興味がありますので、やや前のめり気味にマニュフェストはどんな感じなんですか?と尋ねました。
すると...
先輩/え?マニュフェストとか、まだ決まっている訳ないだろう。
これから支援企業をまとめて各社の意見を聞きながら組み立てていくのが組織選挙だよ、伊藤クン!
この段階で、前のめり気分は一気に消え失せました。
しかしこの不景気時、一応、業務内容を尋ねてみたところ、結局は資金集めや現金配布など政治家自身に官憲の手が伸びないようにする防波堤的存在で、選挙活動も既存の手法の域は出ず...なんの面白みもないどころか、今まさに日本が抱えている様々な問題の元凶たる政治概念がいまだ存在している事に驚き、また悲しくなりました。
しかしその先輩と民主主義観など論じ合う訳にもいかず、なんじゃかんじゃ理由をつけお断りしました。
久留米も舞台となっている鳩山献金問題など当然の現実なんでしょうね。
民主党の日本改革には期待してますが...
またまた元気が出る話にはなりませんでした。失礼!