永年の独裁政権から解放され、事業仕分けという名の大改革がスピーディーに展開される様には爽快感と共にとんでもないシステムを作り上げていたものだとあきれかえってしまいます。
天下り役人の給与額など聞いてると、イメルダ婦人の衣装や靴を思い出してしまいました。
しかし誰も暴動をおこすでもなく...本当におとなしい国民ですよね。
今日、俎上にあがったGXロケット開発も廃止となりそうですが、そもそもこのロケットは、日本の航空宇宙関係企業グループと宇宙航空研究開発機構 (JAXA)、そしてアメリカのロッキード・マーティン社という、いつか聞いたことがある感じのいわゆる官民共同で開発を進めてきた中型ロケットです。
自国の気象衛星などを打ち上げたい途上国などを相手の商売目的なのですが、事業開始時は450億円の予算だったのが実際には2000億円を超えるという膨らみ方をしている事業なのです。
完成しても費用がかかりすぎているため、高価な打ち上げ代となり、とても採算ペースには到達できないとか。
純粋な宇宙探査ではないので廃止には賛成します。
関西空港に代表されるように福岡市の埋め立て事業や地下鉄などもそうですが、当初予算は小さく、売上予測は高い、民間企業ではあり得ない、まさにずさんな事業計画がまかり通っていたんですね。
私自身、こういうバブル予算の恩恵を受けたこともある一人として素直に反省し、本当に社会のお役に立てる仕事をしていこうと心新たにしています。
お問合せも頂きました先日のなぞなぞの答です。
「傘持ってなきゃ、ヌデレバ(濡れれば)」思いつきのなぞなぞで失礼しました!